2008年8月21日木曜日

japon-pon

japon(ハポン):日本
ステイ先の息子が
プエルトリコの2人組calle13の「japonーpon」を陽気に歌い上げるこの頃。


私の起床、通勤、夜のお供は・・・

そう、このちっちゃなラジオ。

意外によくできた子。
部屋でもよし、移動時イヤホン付けてよし。

このi-podが普及している今、ラジオがあついのだ!
コスタリカのラジオ番組はいい。局がとにかく多い。ひたすら音楽が流れていて、ジャンルもいろいろ。
トークやニュースの局も聴いてて音楽みたい。スペイン語のリズム感。
サンホセで迷いに迷って買ったCOBY社(中国製)1000円也。
SONYのパクリっぽくっていかにもバッタモノ?!と思ったけど、選んでよかった。
ラジオは、楽しい勉強時間です。

そんな私がラジオで見つけた最近のお気に入り曲
Julieta Vengas「El plesente 」    (youtubeへ)
コスタリカではカラオケが人気。KARAOKEやさんが地方にもあります。
こないだ親戚のフィエスタでカラオケがあって、みんな歌っては、踊って。
次はぜひ1曲歌えるようになりたいなと、勉強がてら練習中です。

しかし、今日もまた、伝えたいことを、言い表せなかった。
もどかしかった。
今まで知らなかった。時にあきらめることが必要なこと。
自分の力じゃどうしようもないこと対して、前向きに生きるためにあきらめる。

語学学校のときに先生に薦められて見た映画
「the divingman and the butterfly 潜水服は蝶の夢を見る」

突然の事故で左目以外の身体機能を失った男性。
描かれているのは、意思疎通の手段を失った彼の目に映る世界観。

スペイン語でみたので、深い解釈はできていないだろうが
それもまた今の私にはふさわしいよな。
日本でもレンタルが始まってるかな。ぜひ。
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2008年8月18日月曜日

Vamos a cocinar!


cocinar(コシナール);料理する

こちらホームステイ先の3兄弟。陽気で、知的な3人。
長女(真ん中):歯科医、一人でクリニックをしてる。ただ今家の隣にクリニック建設中。
長男(奥):弁護士の卵。昼間は弁護士のアシスタントの仕事。夜は学校に通ってる。
次女(手前):大学の看護科。卒業後は、心理学を学ぶ予定。

・・・うーん、絵にかいたような、できた家族。

次女のベロは料理大好き。なんと日本の料理本をもっている。私は持ってないよな立派な本。
日曜の昼、今日はママがいないからベロが料理。
「アケミキョウハテンプラダヨ!」(スペイン語だけどね)

野菜とえびと魚のてんぷら。
おうちにある野菜をつかってニンジン、じゃがいも、チャジョテ(強いて言えば芋科かな)、チレデュルセ(パプリカぽい)。本には載ってなかったかき揚げを教えました。

       長男ダリオはえびの皮むき、ウンチを取り出す地道な作業をもくもく。
この一家はみんなが台所に立つ家族で、お母さんがいないときは、お父さんが料理。もう2度ほど食べた。
    料理も食べるのも好きな私にとって、自然に台所にあつまる雰囲気心地よい。

長女イルダとベロの彼氏のアル。
食べるの担当。
盛りつけはベロがお皿に盛りつけ、みんなテネドール(フォーク)でペロリと食べました。
しかし天つゆまでつくったベロには、脱帽。
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2008年8月16日土曜日

BIENVENIDA

Bienvenida(ビエンベニーダ):歓迎!ようこそ!
お久しぶりのぷらpuraです。
語学学校生活を終え、隊員からの歓迎を受け、(写真1・2) 任地サンイシドロでの生活も2週が経ちました。

今年の宮崎てげあちいと耳にします。
そうめんにシソのせて、つるつるしたい欲望を流して、アロス(米)、フリホーレス(豆)、トルティージャを美味しくいただいてます。

コスタリカには協力隊員が37名、シニア隊員が10名います。とにかくびっくりしたのは、女性隊員に美人が多い。みんないい顔してる。いい活動してる証拠かな。歓迎会では、先輩隊員がもちまわりで担当。豪華な食事はすべて手作り。煮物、揚げだし豆腐、焼きとり、麻婆豆腐、春巻き、から揚げ、バラ寿司、おはぎ・・・学校が終わったうれしさに加えて、お腹も心も満たされまくった夜でした。
ゲームはなにやら歴代のゲームの総集編だったようで、クイズ、きき酒ならぬききビールなどなど。その中に、コスタリカ人が短い日本語を覚えて出題するクイズがあった。コスタリカ人2人の出題はこちら。
出題者A「ほたる、しょうきちのことほんとうに愛しているのか」
出題者B「ほたるはなんとこたえたでしょう」
・・・この答え知ってる人いたら、
富良野のラベンダーならぬコスタリカからラベンダーオイルを送らせてもらいます。
というか、こんなの必死に暗記して出題した二人の語学の先生がかっこよくもかわいそうにも見えた。罰ゲームには、調理で出たくず野菜をミキサーにかけ、チリ味でしあげた特製ジュースの一気飲みが用意されていました。
任地サンイシドロは首都からバスで4時間くらい。宮崎によく似てる。温暖で緑いっぱい、のんびりした雰囲気。気さくな人も多く、声をかけられることもしばしば。「chinita!」(チニータ:中国人)と呼ばれるよ。中国や日本には関心を持ってるようで、本屋さんにいったら日本の写真集を読んでいる人と話をしました。自分は何やら日本の置物みたいなのを持っていて、いつか京都にいきたいとか。。たぶん。言葉に苦労しながらも、妄想豊かに会話を理解してるこの頃です。
勤務先(写真3)はホームステイ先から徒歩通20分也。国の機関で、保健省と教育省の間に位置づいているらしい、国家リハビリ特殊教育審議会(CNREE:通称コンセホ)というとこ。6つ支部をもち、南のブルンカ支部所属。Convivencion Familia Programa に属して障害者のグループホームを巡回して、生活支援の活動をしていく方向。いまは何が必要かということより、地域や施設、国の制度の実態把握をぼちぼちと。
カウンターパートのマリアはへたくそなスペイン語を読解してくれます。さすが、ソーシャルワーカー。気長であるけど、抑えどころも知ってる知的な彼女。今は笑うしかできず、努力するから。。とひとりつぶやくマリアへの思い。

先週今週は、日本から2人の講師が来られたセミナーに参加。二方とも障害者という立場でコスタリカの障害者を元気づけた。
日本障害者リハビリテ―ション協会の奥平真砂子さん。(写真4)脳性マヒで生まれ、幼少から18歳まで施設で生活。大学進学の反対を受けながら入学、卒業後、アメリカバークレーの自立生活センターで研修。障害者自身が自分で決めて、自分で人生をコントロールしていく生き方を紹介。30歳くらいでも多くは親と暮らす生活が主流のコスタリカ。家族が何よりもの存在。文化的に親の過保護が強く、障害者においては自分のことはやってもらう、決めてもらう生活を指摘。障害者サービスに乏しいのは、障害者自身が立ち上がらなければ変えられないよ!というメッセ―ジに障害者のほとんどが聞き入っていたのが印象的でした。今は、アジアの発展途上国の障害者自立生活運動を支援している奥平さん。人生を切り拓いて生きる素敵な女性。ワインをこよなく愛する女性でした。
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