2009年10月12日月曜日

¿Qué es esto?

3カ月ほど前Donヘラルドはこれもつくった。以前からハーブや花は育てていたけど、
今ビニールハウスで野菜づくり。レタス、セロリ、トマト、クラントロ、パプリカ、きゅうり。らんもどんどん増えてきている。 あるものをじょうすに使うのがヘラルド流。タイヤやペンキの容器、古い木の机にブロック、それらがプランターがわりになる。

庭でかわいいお花を発見。
なんでしょう。トロピカルなくだものの花だよ。
ムニエカ、何の花か知ってる?







receta de Don Gerardo

地元ペレスでの週末。ホームステイ生活の私にとって、週末の朝の洗濯の時間はうれしいひととき。
おひさまの下で洗濯物を干していると、日本での一人暮らしがよみがえる。
コスタリカ雨季といえども、午前中はこんなにいいお天気なんですよ。だから、日本の梅雨のように洗濯物が乾かなくて困っちゃうわってことはない。このお家の大好きなところは、裏庭。昔はやぎさんも飼っていて、牛乳にチーズに自給自足していたそう。いまは昔ほど多くはないらしいけど、果実の木がたくさんあるよ。レモンは一年中実をつけているし、今はみかんがたくさん。毎日食べてる。グレープフルーツに、アボガド、パイナップル。コスタリカはフルーツ天国です。
さて、今日はreceta de Don Gerardo(レセタ デ ドン ヘラルド:ヘラルドおじさんのレシピ)
魔法の手をもった庭師、ヘラルドお父さんによる3分クッキング。

庭に一本。これは何の木?
以前ブログにのせたことがあるよ。道端のこの木に女の子が2人のぼっていたんだよね。
はい、こたえ。「ノニ」です。緑の実が白くなったら完熟。
すごいにおいがします。例えられないな。文才ない・・・なにかが発酵したかのようなにおい。
一般的に、高血圧や糖尿病、免疫力強化、がん予防によいといわれている。
高血圧ぎみのお父さんは、庭からとってきてお手製ノニジュースをつくる。

1 よく洗って、表面の黒い斑点の部分をとりのぞく。
2 100%オレンジかグレープジュースと一緒にミキサーにかける
3 ミキサーにかけたものをざるでこして、できあがり!


日本では1瓶6000円くらいはするノニジュース。自家製が飲めるなんて。
効果のほどは、???
私がいつも感激するのは、なによりこのお父さんがすることが何でも素敵だってことだね。
去年ノニの木が2本だめになってしまったのだけど、お父さんはしっかり接ぎ木をして、新しい苗木をつくっているんだよ。
庭に香りのいいばらが咲いていたら、パチンパチンときって、接ぎ木する。
しっかり次の命を残してつないでいくんだよね。
その魔法の手で。












2009年10月10日土曜日

¿Cómo está?




¿Cómo está?(コモエスタ:元気ですか)


お久しぶりです。こちら元気です。4か月ぶりのブログです。


とても充実した日々をすごしています。




父から、ブログをがんばりなさい!との檄がやってきました。


そうなんです。きっとのぞいてくれていた人がいたかもしれません。


ありがとう、ごめんなさい。


この小さな窓口を通して、ここでの暮らしを発信することで、私がであっている素敵な人や


心動かされたもの、理解できないことや何でもないよなことなど知ってもらえるのですから。


うん、あと5か月と10日くらい?!考える前に書け!わたし。


伝えたいことは、いろいろありすぎ。




この空白の4カ月は、活動の中間発表があったり、医療福祉ボランティアの中米セミナーを企画したり、誕生日を迎えたり、ソーラン節を踊ったり、犬にかまれたり・・・


汗も涙も苛立ちも脱力も歓喜も 色々味わえています。




自分の中の大きな変化は、チームで働くことってホント大事だなということがわかったこと。


楽しいんだなということを初めて実感しています。


全体を知ることで、自分はどの位置に立っていて、どんな役割を担っているのか。


そのためにどうしたらいいか。なんて、当たり前のことがなるほどーと思えてきたのです。

理学療法士や作業療法士の隊員とかかわり、障害者の地域リハビリプロジェクトとかかわることで、私の仕事はリハビリテーションのどんなところに立っているのかな?という根本を学びはじめた。
チームで働くっていわば、「参加」するってこと。
ほかの人と一緒に参加することで、個人一人が成し遂げるよりもっと大きくて美しいものを創り出せる可能性が高くなる。響きあう。

障害者のともだちがたくさんできた。障害当事者グループ。
どんどん動いて、変えていく変わっていく彼ら。
恋もして、けんかもして、愚痴もいうけど、努力もして、人間味あふれるとこが魅力。
彼らの生き方に励まされ、影響を受けてます。
そう!10月は1か月間FM宮崎のラジオでジャイカボランティアの募集の宣伝が流れるそうです。
2週間ほど前、電話を通して収録がありました。ほんの10秒もないですけど。
うちのホームステイ先のお母さんと家に来ていた親戚の肉屋のディエゴくんが冒頭に
「コモエスタ? プーラビーダ!」といってます。
でっかい二人が電話に顔近付けて何度も何度もいってくれたんですよ。収録終わった後も、こちらはコスタリカ。いいところですよ。私たちは・・・・と話し続けるママでした。
だれかの耳に届くかな。
写真は障害者当事者団体の一部の人たち、NGOの組織者、ニカラグアとグアテマラの協力隊の人(私の住むペレスのセミナーに参加)。

2009年6月17日水曜日

negrita

コスタリカでちびっこに大人気。「プッカ」

中華料理屋の一人娘。隙あらば意中の彼ガルにキスを迫る。韓国生まれのキャラクター。


コスタリカでは、街を歩けば、「チニータ!」と呼ばれることが多い。

つまり中国人ってこと。

はじめは、「soy japonesa(私、日本人)」って訂正していた。

でも、どうやら彼らにとってアジア人を総称するような愛称らしい。

プッカが人気あるように、アジア人に対して、好意的な感情が伝わる。

時にからかわれているように感じる時もあるのは事実だが。
ところが・・・
数日前のこと。
スーパーでレジのおばちゃまに言われたひとこと。
「pase, negrita(パセ ネグリータ)」
訳せば 「どうぞこちらに、くろんぼちゃん。」
negro (ネグロ:黒)
私のこと?!
お店を出てからも動揺していた。
くろんぼっていわれた・・・



チニータ(中国人)からネグリータ(くろんぼ)へ。


このこは、人気のフレシータ。

そうね、もうこんな白さはない。。。


身体的特徴でよびかけるのは、こちらのふつう。

でも、おかしいよね。




2009年6月11日木曜日

esquizofrenia

esquizofrenia(エスキソフレニア:統合失調症)

こちらに来て、本を読む時間が格段に増えました。
活字がとっても恋しい、生活していて湧いてくる疑問をひもときたい、ごろんと過ごしたい、、、
雨音を聞きながらの読書は最高。

隊員によって本の趣味もさまざま。おすすめの本は教え合ったりしています。
日本から本を送ってもらうという人も多いです。

グループホームの利用者の多くは精神障害者です。
最近紹介してもらって手にしたお勧めの本をご紹介。



統合失調症。
まずは、正しい理解から。

まんがで書かれてるので、ぜひ。

痛みをわかってあげられなかったあの子、追い込んでしまっただろうあの子。
そしてその家族。
ひどい人間だった私。


本当におもしろい。
北海道「浦賀べてるの家」。
降りる生き方、幻聴さん、弱さを絆に、

べてる視点、これは必要だ。

http://bethel-net.jp/

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2009年6月5日金曜日

delantal

delantal(デランタル:エプロン)

ちょっと前の話になりますが、1月に中米エルサルバドルを旅しました。

目的は、遺跡!藍染!
マヤ暦には、以前からとても関心があったもので、中米に来たのだから、
マヤ文化をたどってみたいと思ってました。

同じ中米ながら、似ているけれど違うところを肌で感じることができました。

エルサルの市場にて。
女性のステイタスはこちら

通称 ムチャチャエプロン
ムチャチャっていうのは、若いねえちゃん。
若いにいちゃんは、ムチャチョになります。

コスタリカでは、お店で店員さんを呼びかける時などによく使います。
エルサルでは全く使われません。
セニョール、セニョーラ、セニョリータと上品に呼びました。


ほら、こちらにも。ムチャチャ。
                   女性のたくましさ、見えてきます。

                        もちろん、腰には ムチャチャエプロン。


                 それから、市場での見えてきたこと。
                     エルサル人は、とっても几帳面。
                   
                   バナナも1本1本、並べます。
                           交互に。

                     ほかのお店も見事に陳列されてました。

                  コスタリカの市場には見られない景色でした。
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2009年6月4日木曜日

perezoso

perezoso(ペレソソ:なまけもの)

週も半ばの水曜日

     何かにもたれかかりたい

                     そんな気分

               二本指で ぶいぶいいわせながら

肩甲骨をぐうーんと伸ばしたい
                                   そんな水曜日

私はここにいる
  それだけが真実
                               
                               太陽エネルギーを充電
                           

                                      そんなこの頃



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ナマケモノ
 生涯のほとんどを地上10~30メートルの木の上で過ごす。一日の大半が休息。呼吸、心拍もゆっくり。動きが遅いため?体に藻類が生えるほど。でも、おかげで天敵から身を守る迷彩カラーになっている。
 ぶら下がりの生活、そのまま眠るかれらの筋肉は発達していない。体温が低く、代謝も低い。1日食べるのは、2,3枚の葉っぱ。使うエネルギーが少ないので、食べる量も少なくてすむ。週に1回地上に下りる。排泄のためだ。自分の暮らす木の根元にしっぽで穴を掘り、排泄して埋める。命の支え合い。スローライフの達人とも呼ばれるのも納得。

コスタリカには、ナマケモノ保護センターがある。木から落ちて親とはぐれたとか親が銃殺されたとかで孤児となったナマケモノ、電線で傷を負ったナマケモノなどなどを保護し、野生に戻す取り組みをしているところ。三指、二指のナマケモノのを間近かで知ることができるとこ。頚骨の違いは趣深い。ミツユビちゃんは270度首が回るってよ。

最後の写真は、国立公園マニエルアントニオで見たナマケモノ。
日本の7分の1ほどの国土のコスタリカ。20世紀に牧畜や農園の発達、内戦で森林の8割を失ったといわれる。その後、国土の4分の1を国立公園や自然保護区にして森を守ろうとしている。

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2009年6月3日水曜日

Me encanta

Me encanta(メ エンカンタ: 大好き)


              大好きなものがあるって  
                               


                        
                           しあわせ!
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2009年6月2日火曜日

los novios

los novios(ロス ノビオス:恋人たち)

朝の風景。

私の職場のおとなりの作業所CAIPADのカップル。

玄関に入るまでは、手をつないでいいんだって。

ああ、あの角をまがったら・・・

曲がりたくないわ・・・

あのー、玄関過ぎてますけど・・・・


朝いつも私を茶化しに来るドン ホルへ

豪快な身振り手振りで、笑いを誘います。

彼は聴覚障害をもっている。

かれと話していると、

コミュニケーションとはなんぞや!の原点に戻れる。

今日は、お前は日本に帰ったら彼氏とイチャイチャするんだろう?なんて聞いてくるもんだから、

いまでもイチャイチャしてるわよ!っていってやったわ。

ほんまもののティコ(コスタリカ人)です。
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2009年6月1日月曜日

Ley 7600  ②

よくわからないのですが、ブログ1つの記事に写真が四枚までしかおさめられないので、追加。

兄 アンドレス 妹 エバ

笑顔のまぶしい彼らのもとには、取材がやってきたわけで。
もう半泣きのエバ。

恥ずかしい、逃げ出したい、

でもいっつもそばにはお兄ちゃん。

きのうやってきた真っ赤な車いす。
おにいちゃんと色違い。

行進の時、「ひとりでする」って、坂道歯を食いしばっておしてたね。

二月から、作業所に通い始めたスラジェ。

今までずっとおうちにいたので、
付き添いの人が見えなくなると泣き出しちゃう。

でも、今日はなんだか楽しくてうれしくて。

右手をふりふり。

estoy aqui! (ここにいるよー)



行進にニカラグアの旗を掲げるのはアイダ。28歳独身。

ペレスの当事者グループの中心的存在。
行進の実現は彼女たちの努力と思いが形となった。
グループに自信をもたらしました。

後ろの女性はアイダの友達、ニカラグアよりサンドラ。

学校の教諭だったサンドラは、18年前ニカラグアの内戦で障害を持ち、17年前よりニカラグアで女性の障害被害者のグループ(5600名)で活動しています。

二人はジャイカが主催する障害者リーダー研修に参加。日本で3週間の研修で知り合ったそう。

まだまだ法令と実際生活の溝は大きいですが、
当事者の人たちの自立の架け橋となりますように。

彼らの未来に!
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Ley7600

Ley 7600(レイ セテミル セイシエントス:法令第7600号)  
「コスタリカにおける障害者に対する機会均等法」

1996年5月29日Ley7600がコスタリカに制定されました。制定を祝して、この法令の存在をアピールする行進を行いました。わたしの住む町ペレスセレドンで、初めての行進。
4年前に形成されたペレスの障害者当事者グループが中心となって、コスタリカ南部唯一の成人作業所、南部の当事者グループ、養護学校生徒、わたしの活動するグループホーム利用者さんたちが参加しました。
写真は、ペレスの地方情報ホームページ。  
今ならhttp://www.perezzeledon.net/ のトップページに記事が載っています。動画では、わたしの配属先の支部長マルコスのコメントや参加者の声、そして私の後ろ姿がみれます。              

私は活動先のグループホームの利用者と一緒に。たまにみせる笑顔がとても素敵な彼ら。
初めて一緒に外出。参加するといってくれた気持ちに感謝。
「当日に行かないっていうじゃないの」って冗談で話しつつも、本心。前日まで私のどこかが不安で揺れながら、それはそれでいいかとはやる気持ちを抑える。前日ステイ先のお母さんにならってとうもろこしの粉でつくる甘いおやつタマルを作り、差し入れ。行進後みんなで食べることができました。

お仕事の話を。
私は、国家リハビリ特殊教育審議会のブルンカ支部(国内支部7か所)で働いています。通称コンセホ。コスタリカの障害に関するテーマの諮問機関で、Ley7600を具現化するために、障害者に対する政策、行動助言・指導・監視・調整の役割を担うお役所です。同僚は5人。私はグループホームプログラムの部門で臨床心理士の資格を持つ女性と働いています。といっても、彼女はオフィスワーク、私は現場。
このグループホームプログラムは、アルコール及びたばこ販売による税金5%が資金源となっているプログラム。身寄りのない障害者 や家庭環境に問題がある障害者に家庭を提供しています。3つの形態があります。簡単にいえば(1)障害者のひとり暮らし(2)職員による支援のもと、共同生活(グループホーム)(3)登録された受け入れ家族のもとホームステイ。グループホームは18~65才が入所可能で、全体として精神障害者の方が多いです。私は4か所のグループホームの巡回訪問を担当してます。

Ley7600は「教育」「仕事」「医療サービス」「物理的空間」「交通機関」「情報及び通信」「文化、スポーツ、レクレーション活動」へのアクセス等について障害者の権利の保障が明言され、国や企業への義務を示唆するものとなってます。
18歳以上の十分に教育の機会が得られなかった人に対するケアも含まれていて、私の職場コンセホの隣には、CAIPAD(カイパッド)という日本でいえば作業所施設があります。 ここには作業療法士の隊員が1名働いています。心底頼れる仲間です。

グループホーム利用者の中には、この作業所へ通うことができる人が数名。それ以外の利用者の外出の機会はとても限られています。 利用者6~12人の施設運営はだいたい3、4名の職員の輪番制です。昼間は2人、夜間は1人体制が大半。
障害者の機会均等の法令を祝う行進に、参加できると思われる利用者が参加できなかった現実。職員の体制の問題で。


なんでも「No quiero 俺はやらないよ」という、いやいや隊長のフアン。彼がいくよと言ってくれたこと、一緒に街中を歩けたことは私を強く励ましてくれました。

この行進の日フアンシートは60歳の誕生日。
還暦の行進!還暦の笑顔。


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2009年2月16日月曜日

Relevo de la manana

Relevo de la manana(レレボ デ ラ マニャナ:朝のリレー)

カムチャツカの若者が
きりんの夢を見ているとき
メキシコの娘は
朝もやの中でバスを待っている
ニューヨークの少女が
ほほえみながら寝がえりをうつとき
ローマの少年は
柱頭を染める朝陽にウインクする
この地球では
いつもどこかで朝がはじまっている

ぼくらは朝をリレーするのだ
経度から経度へと
そうしていわば交替で地球を守る
眠る前のひととき耳をすますと
どこか遠くで目覚まし時計のベルが鳴ってる
それはあなたの送った朝を
誰かがしっかりと受けとめた証拠なのだ  

                             谷川俊太郎

はじめてであったのは、中学校の教科書だったと思う。
ただただ当り前の事実を前に不思議さを感じたのを覚えている。
なぜか私の中で、カムチャツカの若者は朝方新聞配達をしていることになっていた。朝で連想したらしい。単純な解釈しかできない私だ。
改めて読み返したのは働き始めてから。ひとつの地球に生きる大きな家族のひとりの私に出会った。

そして、いま。
青色の世界が一瞬一瞬色をかえて白々してくる朝方、
いく種類もの鳥たちの鳴き声だけに耳を澄ますことができる朝。
眠る前のひととき、灼熱の太陽のもと日に日に褐色する皮膚に
ひんやりとした風がそよぐ。
この詩をベッドの中で味わうことができる大事な静かな時間だ。
そこには強い香水の香りもない、大音量のラテンの曲もない。

コスタリカと日本の時差は15時間。
日本にいるみなさんは、私の未来を生きているのでしょうか。

2009年1月8日木曜日

¡Feliz año nuevo!

¡Feliz año nuevo!(フェリスアニョヌエボ:あけましておめでとう)

大変遅い正月のあいさつになります。年末年始家でゆっくり過ごしました。
1月1日0時には、家の周りのあちらこちらで、花火がばんばんあがりました。コスタリカ流の祝い方、その後1時間続きました。また、こちらは年末年始プラジャ(海岸)で過ごすのがちょっとしたステイタスのよう。町の教会前には、砂が運び込まれ、カウントダウンは町中だけどもプラジャ気分での演出もされてました。

産まれてまもないべこちゃん。137(勇むな)焦らずあゆめといってます。














年明け、先輩隊員の活動先シレンシオ村へ。先輩は観光業という職種。先週2年間の任期を終え、帰国されました。コスタリカは、自然を守りながら、自然を観光資源として活用しようするというエコツーリズムを行っていて、アメリカからの観光客が目立ちます。国土は九州と四国をあわせたくらいの広さですが、その4分の1以上を国立公園や自然保護区に指定している国。隊員の中にも国立公園などで活動している人が数人います。
シレンシオ村は、2005年にTV番組のうるるんで放映された村。400人ほどの小さな村は、エコツーリズムを行っています。村人の8割ほどは、ココヤシの産業に従事しているということで、村の入口にはココヤシの畑が果てしなく広がっていました。この村には、野生動物の保護センターがありました。野生動物の子供は密猟者によって狙われます。密猟者は捕まえるために、親を殺します。親を失った子供は、生きるすべを知りません。ここで保護されている動物は、人間の手によって生き方を学べなくなったので、人間の手によって育てられていました。

全身がまっかの鳥。はずかしがりやかな。











野生動物保護の仕事をしているフアンカルロスさん(左)
沖縄に研修にいったことがあるそうで、たまに日本語がでてきます。

この日村にはカナダからの旅行者と私たち。夜のロッジではカルロスさんが邦楽と洋楽を交互にギターで弾き語り楽しませてくれました。

うるるんでは、安居さんという男性俳優さんがこのお家にとまり1週間ほど働きました。彼は今どうしているのかな。


帰る日の朝 (下條アトム風に)

つがいのトゥカンが顔をみせてくれました。
りっぱな黄色いくちばし。飛ぶとき、くちばし重そうに飛んでました。

3期にわたり隊員が入り支援活動があったこの村。
先輩を最後に、隊員がいなくなります。
シレンシオ村のよさを十分味わった私たち。また、鳥の目覚ましをききに、おいしいごはんとあったかい村人のもてなしを楽しみに足を運ぶことで村とつながっていきたいと思います。

2009年コスタリカに遊びにきませんか。

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