2008年9月3日水曜日

Pelicula

Pelicula(ペリクラ):映画

もう壊れてしまうんじゃない、崩れ落ちてしまうんじゃない。心の叫びのような歌を聴いたのは、どれだけ前のことか。
自分のすべてをここまでも人にさらけ出せるのかあ。衝撃を受けた。
Cocco。同い年。
活動休止中にはゴミゼロ大作戦。(詳しくはDVDで)
ひめゆり、アメラジアン、ジュゴン。。。
自然、命、ふるさとへの思い。平和と愛への祈りがある。

彼女の歌には、テレビの前でも嗚咽して泣き崩れてしまう自分。
3月に待望のコンサートへ行った。
か細い体は空っぽに思えた。
というのも歌でバレエで、演奏で体を通して、すべてが現れて内側と外側の区別がないような印象。
そして私はこの日から、自分の立っている場所で表現することを惜しまないでいくことを彼女に誓った。

そのCoccoのドキュメンタリー映画が12月にできる!
「大丈夫であるように  Cocco終わらない旅」(是枝監督)
職場のブーゲンビリアをみつめながら、Coccoの祈りが花開いていることを思った。

今日は、ステイ先の二人の娘が激しい姉妹げんかをしていた。お互いすごい主張だ。
mojado?(ぬれた) somblilla?(傘) pega?(貼る)
・・・ つかめない。言葉が早すぎて何が原因なのか分からなかった。
だけど、二人の怒りを尻目にほほえましくてしょうがなかった。
主張し合えるっていい。

そう。表現することを惜しまないでいこう。

愛してる!
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2008年9月1日月曜日

Feliz cumpreanos!

Feliz cumpleanos(フェリス クンプレアニョス):誕生日おめでとう

夏の終わり、 また一つ大きくなった。去年、おととしは、職場のゆかいな仲間たちにお祝いしてもらった。幸せだった。


そして、2008。
料理好きのベロがqueque(ケケ):ケーキをつくってくれた。


私のリクエストに答えて、、、

         チョコケーキ。    特大。

そして私はお好み焼きとお味噌汁をつくった。
駒ヶ根訓練のとき受けたOB隊員からのアドバイス。
「お好み焼きはコスタリカ人にもうける。鰹節と青のりをもっていくように!」
パンパンのトランクに押し詰めて、日本から持っていていた鰹節がようやく活躍。
のりや鰹節になじみなく、香りがダメというコスタリカ人もいるが家では好評。

ベロは、

袋を抱えて食べていた。




誕生日の日は、職場のコンセホの療育クラスが催したバザーで知り合った家族のうちに招待された。
我が家からバスで一時間。バス停から歩いて1時間だった。緑の中に、一本道がひたすら続いてた。

瓦礫のみちを歩くので靴は汚れる。
家に入る時は靴をぬぐのとAna。(写真:私の左となり)
すごく親しみ持てるお家だあ。

決して広くはないおうち。
玄関をはいるとみんなが集う広間にはとびっきりの笑顔が待ってた。


ギターにマリンバ。おじいちゃんが演奏してくれた。
マリンバはおじいちゃんのお父さんが作ったそう。


次は私たちの番。

Natalyと私の合奏。
若干5歳、おしゃべりは流ちょう、愛嬌たっぷりのNataly。
聡明さがまさに天使ちゃんでした。

しかし、私の職場のコンセホ。
彼女が2時間くらいかけてやってくる機能訓練のサービスはなくなるというような話を耳にしているのだ。
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Tres leches

先輩隊員に連れられて、サンイシドロ市の小・中・高校の芸術コンクールに出かけました。
小学校の音楽先生とつながりある先輩隊員(1年6か月の滞在の彼女。町をあるけばみんな彼女の名を呼ぶような有名人)。今後彼女と一緒に小学校の音楽クラブの指導のアシスタントに入る見込みで、見学も兼ねて。


楽器は、ジャイカの「世界の笑顔のために」プログラムにより日本各地の団体・個人から寄付されたものです。
ピアニカ、アコーディオン、リコーダーなど。
※「世界の笑顔のために」プロジェクト本年度第二回は10月から物品を募集しているので、
関心ある方は、ご協力お願いします。http://www.jica.go.jp/partner/smile/

ラテン系コスタリカ人、音楽感性は幼い頃から優れてるなと感心していたのですが。
コンクールとなると、四拍子に合わせようと、微妙なずれ具合でリズムをうつ太鼓。息の入りきらないリコーダー。
持ち味のリズム感、躍動感は姿を消していました。
自由な思想で、それぞれが表現する文化に生きているので、互いの音をききあって、ハーモニーをつくるという経験はあまりないのかなと思ったとこで、今後ラテン系を生かしたハーモニーづくりのお手伝いぜひしたいと思ったとこでした。
コンクールは、合奏、合唱部門のほかに、絵画、お面部門、凧部門

ダンス部門(コスタリカ伝統、モダン、サルサ)
そして、漫画部門。MANGAは熱い人気です。こちらもマンガオタクが増加中らしいです。
彼もそのひとり。市の代表で、次は県大会に出場。好きなマンガは、ナルト。

会場で、双子の高校生男子と仲良しに。グアテマラで何やらすごくおいしい日本のケーキをたべたとか。
意味不明。日本人がつくったのか、日本料理店がケーキをおいていたのか、、、
話題はduluce(甘いもの)に。
「tres lechesって知ってる?」 「知らない。」
「tres:3つの  leches:ミルクをつかってるの。その上に生クリームがのっているんだ」
「すごーーく甘そう・・・」「akemiに食べさせてあげたいな」「そんなおいしいの。tres lechesね。」書きとめる私。
しばらくして、双子の一人がやってきて、ハイと私に手渡した。これは!
「tres leches だよ。」ひんやり冷たいパックを手に、優しさに心ほんわか。
           こっくりあまーいミルク味。男子のどっきりサプライズ、tres lechesは思い出の味となりました。
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