2008年9月1日月曜日

Tres leches

先輩隊員に連れられて、サンイシドロ市の小・中・高校の芸術コンクールに出かけました。
小学校の音楽先生とつながりある先輩隊員(1年6か月の滞在の彼女。町をあるけばみんな彼女の名を呼ぶような有名人)。今後彼女と一緒に小学校の音楽クラブの指導のアシスタントに入る見込みで、見学も兼ねて。


楽器は、ジャイカの「世界の笑顔のために」プログラムにより日本各地の団体・個人から寄付されたものです。
ピアニカ、アコーディオン、リコーダーなど。
※「世界の笑顔のために」プロジェクト本年度第二回は10月から物品を募集しているので、
関心ある方は、ご協力お願いします。http://www.jica.go.jp/partner/smile/

ラテン系コスタリカ人、音楽感性は幼い頃から優れてるなと感心していたのですが。
コンクールとなると、四拍子に合わせようと、微妙なずれ具合でリズムをうつ太鼓。息の入りきらないリコーダー。
持ち味のリズム感、躍動感は姿を消していました。
自由な思想で、それぞれが表現する文化に生きているので、互いの音をききあって、ハーモニーをつくるという経験はあまりないのかなと思ったとこで、今後ラテン系を生かしたハーモニーづくりのお手伝いぜひしたいと思ったとこでした。
コンクールは、合奏、合唱部門のほかに、絵画、お面部門、凧部門

ダンス部門(コスタリカ伝統、モダン、サルサ)
そして、漫画部門。MANGAは熱い人気です。こちらもマンガオタクが増加中らしいです。
彼もそのひとり。市の代表で、次は県大会に出場。好きなマンガは、ナルト。

会場で、双子の高校生男子と仲良しに。グアテマラで何やらすごくおいしい日本のケーキをたべたとか。
意味不明。日本人がつくったのか、日本料理店がケーキをおいていたのか、、、
話題はduluce(甘いもの)に。
「tres lechesって知ってる?」 「知らない。」
「tres:3つの  leches:ミルクをつかってるの。その上に生クリームがのっているんだ」
「すごーーく甘そう・・・」「akemiに食べさせてあげたいな」「そんなおいしいの。tres lechesね。」書きとめる私。
しばらくして、双子の一人がやってきて、ハイと私に手渡した。これは!
「tres leches だよ。」ひんやり冷たいパックを手に、優しさに心ほんわか。
           こっくりあまーいミルク味。男子のどっきりサプライズ、tres lechesは思い出の味となりました。
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