2008年12月30日火曜日

Torta de arroz

Torta de arroz(トルタ デ アロス:もち)

コスタリカにきて、もちつき!
青年海外協力隊、コスタリカ初代隊員(昭和43年、だったかな)のお宅にて。
日本人会の方も来られていました。若いころから日本企業の海外支社で働かれ、いまコスタリカで現役の方々。

作業療法士のようこちゃんとままごとのような餅つきをしました。




こちら家主の岩澤さん。
協力隊後、30年以上コスタリカで生活されています。お子さんたちは、コスタリカで生まれ育ち。娘さんの一人はコスタリカにきた協力隊と結婚され、今は北海道で暮らされているそう。

こちらお孫さん。おじいちゃんにならって、うさぎのもちつき。

手前は、日本人学校の先生。種子島出身!






幸せをさけんでしまった、この見事なバリエーション。
あんこ、きなこ、ずんだ、大根おろしに納豆!!!
大好きな納豆と焼酎は日本に帰るまで辛抱だと思っていたのに。この器からあふれんばかりの納豆。なんと、自家製。お味噌もでした。

幸せをかみしめたのでした。





こちら奥さんの作品。値段などつけることができないような、見事な刺繍です。サンホセに来た時は、気軽に寄って下さい。納豆を食べさせてあげますよ。ですって。1月は日本人学校の運動会。現在生徒は19人だそう。また来月おじゃまします。

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2008年12月28日日曜日

Portal

みなさん、クリスマスはいかが過ごされましたか。クリスマスからお正月モードへと切り替わっていることでしょうか。スーパーに勤めていた知人が、クリスマスを終えた晩から、正月商戦用へと陳列を変えるために徹夜勤務していたことを思い出します。
コスタリカのクリスマスに欠かせないのが、Portal(ポルタル)です。ホームステイ先は築20年以上たっていますが、この通りクリスマスモード、お母さんと親戚のおばさん、お手伝いさんで飾り付けられました。

ポルタルは、イエスキリストが降誕する際の様子をあらわしたものです。

クリスマスは、イエスキリストが生まれた日。日本にいて、クリスマスにその事実を考え祝ったことがあったでしょうか。
ここにきて、その意味を知ることができました。



国教がカトリックのコスタリカは、たいていどの家にもポルタル 。キリストが生まれた馬小屋には、マリアとホセが。後ろには天使がいます。そして、3人の博士。正式には、25日の零時にキリストを飾るそうです。

これは、お母さんの姉妹の家のポルタル。
24日に行ったので、まだ赤ちゃんのキリストはいません。

なんだか、小さい頃よく読んだ「おやすみなさい」の絵本を思い出すようなポルタル。






また別の姉妹の家。
とっても手作り感があるでしょう。ポルタルの周りには、電飾を飾ったり、ちょっと関係ない好きなキャラクターやサンタを置いたりと、子供と一緒に独自のポルタルをつくるようです。


じゃあ、いつまでこれを飾るんだろう??

日本はおそらく、クリスマスの名残はないですよね。

コスタリカは、まだ飾ってあります。時間にのんびりだから、片づけるのも遅くって。
いえ、そうではないのです。

1月6日 3人の博士が馬小屋にたどりつくまで飾っておくのだそうです。

これは教会のポルタル。右側にいる3人の博士たちはまだ、中央上部に見えるキリストの元にはたどりついてません。1月6日にむけて、少しずつ場所を移動させていきます。
ポルタルミニ講座でした。

さて、24日どう過ごしたかって。
まったくいつもと変わりない1日でした。お母さんの姉妹の家で集まってお祈りをしました。帰りついて、7時。停電してました。たまにあります。
部屋部屋にろうそくをともし、とっても静かな夜でした。特にプレゼントも特別な食事もなし。なにも変わらない一日。それが、かえって私にはとても新鮮でした。熱心なカトリック信者であるお母さん。生誕を祝う気持ちは心の中にある。飾りたてたり、派手に祝う必要はないわ。とても素敵です。
クリスチャンでもないのに、クリスマス=ケーキで生きてきた今まで。その習慣からか、ちょっと口寂しい夜。ママに「今日妹が作ったケーキは明日食べるの?」ってきいちゃった。「あら、食べたい?実は私も食べたかったのよ」って。友達と出かけた妹の作ったケーキをママと長女と食べました。
25日のお昼に家族でクリスマス仕立ての食事をゆっくり食べました。
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2008年12月24日水曜日

Tamal

Tamal(タマル:コスタリカのクリスマス料理)

タマルは、一言でいえばコスタリカ風ちまき。とうもろこしが食文化に外せない中米の有名なたべものです。手間がかかるけれど、家庭の味をもつタマル。家族総出でのタマルづくりは、年中行事のひとつでもあるようです。
月曜朝7時。「さあみんなー、始めるわよ」とお母さん。いつもは「朝ごはんは元気の素。しっかり食べなさい」といわれるけど、今日はそっちのけ。それもそう、前日からタマルの中に入れる野菜の下準備にかかっていて、お母さんはすっかり年に1度のタマルモードだったのです。

「ガス代がかかるからね」と、外で炭をおこしての作業。
長男ダリオが担当。

とりのだし汁に、香草やスパイス。そこにトウモロコシの粉を入れて練り上げます。とっても力のいる作業。
元気にほえてました。



タマルはバナナの皮に包んで蒸す料理。
大小に切ったバナナの葉を重ねて、ダリオが汗流して練り上げたタマルの素をひとすくい。

野菜を入れて味つけした米、肉(豚、とり)、赤ピーマン、エンドウ豆をその上にのせます。

具が出ないようにバナナの葉で包み込み、麻ひもでくくります。お父さんは「私は、ゆっくりなんだよなあ」といいながら、麻ひもでくくっていました。

2種類の包み方がありましたが、私は初心者用しかマスターできず。来年またトライしよう。


30分ゆでます。

時はもうすでに1時。カフェシートを大事にしているコスタリカ人にとって、休憩なしの6時間の作業は珍しい。
なぜって、今回150個のタマルづくりだったのですから。

日本でいうお歳暮みたいな感じでしょうか、知人宅にうちのタマルを召し上がれという風に交換する風習があるようです。

お母さんのお姉さんは、なんと1000個つくったそうです。300個を3日間。(あれ、あと100は・・)それもそのはず、孫さんの数が並々ならないらしい。

タマル完成!

ちまきみたいでしょ。
でも・・・ごめんなさい。ぜんぜんイケてません。写真が。
午後2時半。腹ぺこの私にイケてる写真はとれなかった。

ぷるんとやわらかいタマルの素はやさしい味。ごろっとした具は彩りを添えて、お米の味付けがしっかりきいてました。

この夜は家族みんな疲れ果て、静かな夜。

朝ごはんはタマル。いっとき続きそうだな。
¡Feliz Navidad!(フェリスナビダ:メリークリスマス)
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2008年12月23日火曜日

Graduacion

1か月ぶりの更新です。コスタリカは、12月に乾季にはいりました。雨季は毎日きまって午後から雨が降っていましたが、雨がなくなるようです。たしかに全く降らなくなりました。わかりやすいです。こちらは湿度が低いので、海岸でない限り日本のような蒸し暑さを感じません。今日もいい風が吹いてました。

小中高校の一部はすでに12月から休みに入ってます。こちらは12月が年度末で、2か月の休みがあり、2月から新学期です。私は教育省と保健省の中間に位置する機関に所属しているので、夏休みは20日から4日までです。
仕事納めの19日。私のすむぺレスセレドンにある養護学校の卒業式にいきました。
というわけで、今日はGraduacion(グラドゥアシオン:卒業式)の報告です。

会場は学校の体育館。13時からありました。入場は、呼名ののち拍手に包まれ両親と共に入場です。

コスタリカの養護学校は0歳児から20歳まで通うことができます。
卒業式では日本でいう幼稚部さんと小学部、高等部の卒業生を祝いました。

青いたすきをしているのが卒業生。
Guraduacion 2008 とかかれていました。



証書授与式も両親と。
ひとりずつ、担任の先生、校長先生(写真一番左の女性)などと抱き合い、ベソ(頬と頬をあわせて口でチュっと音をたてるあいさつ)をします。。それから写真をとります。一人一人が同じように祝福を受けます。

障害児者両親の会で知り合ったアンヘル。
お母さんと一緒に証書を受け取りました。
いつもと違う様子に、興奮ぎみだったアンヘル。
3人の兄弟はずっと見守っていたよ。がんばれって。
そして、おめでとうって。

卒業後は、引き続き養護学校に通うそうです。



実は証書授与の前に余興のような出し物があるのがコスタリカ流。授与の前に先生がかわいく変装してオルゴール人形が踊るような出し物がありました。

そして、私も参加。歌いました。
養護学校で働くノルウェー人のボランティア(AFSという団体)スティネと視覚障害をもつコスタリカ人ベロニカと。
Noche de Paz :きよしこのよる。

ノルウェー語と日本語とスペイン語。
貴重な機会にめぐまれたことに感謝。

伴奏の音楽の先生は視覚障害者で、いつも犬と一緒です。この先生なんと名前が(Oto:オト)さん。びっくりでしょ。その名の通り、Srオトの奏でるピアノは、自由です。オトさんいわく、神様がひかせているそうです。本当に神がかったところがあります。
12月上旬まで2か月障害者リーダー育成の研修のため日本にいっていたオトさん。おわったあと、「どうもありがとうございまーす」といわれました。お店で覚えたらしく甲高い声で。おちゃめなオトさん。



コスタリカの卒業式。いままで出会った学校の生徒さんのことを思い出し胸がいっぱいでした。

コスタリカの生徒さん、先生、両親の姿に、学校の存在意義を改めて感じると同時に、自分がコスタリカで生きているという現実を実感したところでした。


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2008年11月14日金曜日

basura


    basura(バスラ:ごみ)
 首都のサンホセにあがるバスにのるため朝5時前に家を出た。大きな満月を眺めながら歩いた。
5:30発のバスだが、バス停には人がまばら。バスもこない。コスタリカ人の朝は早い。どうしたのかと窓口で聞くと、今日は橋が通れないためバスはないという。首都までの一本道、雨のたびによく土砂崩れする。
明日は運行するとのことで、チケットを明日に変更し朝の街中を歩く。
ごみが朝日を浴びて光っていた。
先日路上生活者のことについて先輩隊員と話した。
コスタリカの路上生活者でがりがりにやせ細っている人はいない。食べ物は不自由しないから。
果物はいくらでもなっているし、ごみはあふれている。
あの裸足で歩いて、路上で寝ている人たちにそうそう悲壮感を感じない。
寝る場所を確保して、なんとか食べ物がある。そういう生き方を選んで暮しているのだろうか。
朝日に照らされたごみをみながら、思い出していると
横を路上生活者が通り過ぎた。シャッターの下りた店の軒先に容器に残ったパンのかけら。
さっと拾い上げ去って行った。
なんとも不思議な感覚になった。

「ゴミはゴミ箱に捨てましょう。」耳覚えのあるフレーズ。
ゴミ箱に捨てられずに放置された食べ物は、この人の飢えをしのぐ恵みに見えたから。

コスタリカでは、お手伝いさんが入るのは珍しくない。ホームステイ先もそう。
小さい頃から、家の掃除はお手伝いさん、学校の掃除も掃除の職員。町の清掃もそう。
自分で片付ける、掃除するという感覚は日本ほど教育されていないのではないだろうか。
日本の学校教育の中に掃除の時間があるのは、素晴らしいなと思う。
コスタリカ隊員に環境教育の隊員がいるので、機会をみつけて話をしてみたい。


来週1週間は首都サンホセにて国際リハビリセミナーがある。
コスタリカ中米でもリハ先進国なので、毎年1回この時期に行われているという。
地域リハについての講演や報告。中米で活動しているリハ関係の協力隊員が集う(メキシコ、ドミニカ、ニカラグア、パナマ)
駒ケ根の訓練時、語学クラスが一緒だったニカラグアの作業療法士ゆなちゃんに会える!!
語学中にまいった心と体。どれだけゆなちゃんのマジックハンドに癒されたことか。
赴任5ヶ月目。次の一歩をみつけるいい機会になりそう。
では、いってきます。
                     駒ヶ根訓練終了の帰り道にみた富士山。
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2008年11月10日月曜日

finca- queso

queso(ケソ:チーズ)
しぼりたてのお乳に、凝固剤のようなもの(液体をスプーンいっぱいほど)をいれて置いておく。
30分から1時間で分離。うわずみは、ぶたさんの餌に。
          少し塩を加えて、柔らかいチーズのもとを年季の入った容れ物へ。
                  重石をして水分をとばす。夕方には出来上がり。

朝食で手作りのトルティージャと一緒にいただきました。もっちりしていて、風味も自然。おいしかった。
その後、山歩き。滝では、滝行も初体験。このお宅は、お湯シャワーではないので、昼間あったかい時に、水あびをするそう。自然と共に呼吸する感覚、ゆっくりあじわえました。
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finca

finca(フィンカ:農場)
2週ほど前、コスタリカ南部の森林調査の隊員のところへ行ってきた。
上の写真の雲むこうは、パナマ。
私のすむぺレスセレドンからバスで4時間、リオクラロという町にすんでいる隊員だが、調査の時は山の上の農家の家に泊まりそこを拠点に活動している。水の保全のために森を国の保護区にする予定でその調査がもともとの要請だったようだ。なにも情報がないなか、彼は森を歩き続け家を訪ね歩き、森の調査はもとよりコミュニティの調査も行った。任期をわずかに控えた隊員は今、植林活動に力をいれている。こちらは、アマリジョンという木が植林に人気。

というわけで、フィンカに泊まらせてもらった。
馬、牛、豚、さとうきび、野菜、魚まで飼っている。ほぼ自給自足。
しかも牛や豚のふんを利用してメタンガスのシステムを作って使っていたから驚いた。
夜は家族でトランプ。7時からは家族みんなで映画をみた。タイタニック!
なんとも久し振り、でもスペイン語で新鮮。

              朝方タイタニックの二人のように寒さに身を寄せ合い、愛をささやいている牛さん発見。

フィンカの朝は早い。4人娘の2人は町に出ていて、残り2りのうち1人は家の手伝い。(とっても美人!)高校生の妹は平日は知り合いの家に下宿、金曜にお父さんがチーズを売りに馬で下りるときに一緒にのぼってくる。そして月曜は朝5じに出発。山道2時間の道のりを歩いておりる。

毎朝の日課、収入源ともなっているチーズづくりのための搾乳。

プロはすごい。牛さんもきもちよさそう。
初挑戦のわたし。で、で、で、でない。そして牛さん痛そう・・・。

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2008年10月24日金曜日

Que linda!



QUE LINDA!(ケ リンダ!:なんて かわいいの!)

 家路へむかう道すがら、かわいこちゃん発見!
はしゃぐ声は、上のほうから。

そう、この子たち・・・



木の上にのって遊んでいました。

この木なんの木、わかるかな。
左の子の左上に実がなってるんだけども、、、見えないよなあ。

ナニって、、、ノニ。

あの糖尿病や高血圧、がん予防、美容にもいいと
結構いいお値段でボトル販売されているノニです。

こちらには、あちこちにノニ木をみかけます。
緑色の実はやがてうすい黄色をおびて、白くなりすごい臭いを放ちます。

うちのお父さん(コスタリカのね)は、収穫して1週間ぐらいおいて発酵させたノニに
100%グレープジュースや庭のナランハ(みかん)をブレンドして手づくりジュースを作ります。
私は毎朝コップにちょこっと飲んでます。
体が喜んでます。

木から下りてきたおさるちゃんたち。
そのお友達もあつまって、
私にプレゼントですって。


サボテンとミントの葉。
「サボテンは髪の毛がつるつるになるよ。
表の皮をむいて、中の果肉をフォークでつぶしてぬるんだよ。」
「ミントはこのまま熱いお湯にいれて、おいてね。お茶にしてのんでね。」

そう、薬草は生活に息づいてます。

コスタリカの先住民インディヘナは、薬草を代替医療として
活用していて、その文化はとても興味深いです。
コスタリカ協力隊のシニア隊員(40~69歳まで参加できます)の中に
インディヘナの村で活動している方がいるので、12月の休みにはいってみたいと思ってます。

ああ、お部屋がミントのかおりでいっぱい。うれしいな。



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2008年10月23日木曜日

Parada

Parada(パラダ:停留所)
おひさしぶりです。すっかり滞っていました。、、元気です。
しかし正直3か月めの9月はいろいろな変化がやってきました。
三大トピックの報告から
①カウンターパートの解雇
配属先の同僚が8月末に解雇になりました。ソーシャルワーカーで、着任1か月彼女について見てまわって、学んできました。下手な話も最後まで聞いてくれ、意見も求めてくれて、信頼していた人でした。
臨時的採用のようでしたが彼女自身任期を知らず驚いていました。
私は、一人で4件のグループホームを巡回することになりました。まだ道がはっきりわかっていなくて、初日は彼女と車で行った道を思い出しつつ、道に迷っては電話をしてバスと歩きで1時間20分かかって到着。やっと着いた時には半べそかいてました。

しかし、まあ後任はいつ来る事やら・・・2ヶ月経ちそうです。
職場の人にいつくるか尋ねると、
「Ahorita(アオリータ)」  半月前もおなじこといわれたような。

そうコスタリカ人のよく使う言葉「アオリータ」。原形は「Ahora(アオラ:今)」なんですけどねえ。
アオリータ話は、他にもエピソードがいろいろですので、また紹介するとしましょう。

②溝にやられた。
現場です。坂の多いこの町、車道と歩道の間はこんなに深くて幅広い(1メートルくらい)溝があります。
10月は雨期でも雨が一番多い季節。水がごうごうと流れていきます。
しばらく前の土曜日のこと。バスから降りていつものように溝をまたごうとしたのです。その日はなぜかロングスカートをはいていて、いつものジーンズの調子でまたいだら足が開かず、溝に落ち込んでしまいました。脛を負傷。立ち上がれずすくんでいたら紳士が助けてくれました。
その後なぜかバックから水漏れ。ペットボトルの水が出てなんとカメラに侵入。6月に買ったカメラは、3か月で動かなくなってしまいました。泣きっ面に蜂。

③ピングエ クリティス
日本名はわかりません。病名のようです。陽ざしに眼球がやられてしまった。両眼の白目に黄色い腫瘍?みたいなのができて、赤く充血。強い紫外線が影響したようです。コンタクトもはめられず、今はメガネの上からサングラスをかけるというダブルづかいです。目薬1か月点して、ずいぶん良くなってきました。目薬2本で約15000コロン(3000円)高い・・・・・買ったサングラスは、1500コロン(300円)。ちなみにバス代は、170コロン(34円)

体も心も3か月たち、疲労や知らず知らずのストレスが顔を出したと思われます。
世界各地で頑張っている同期の協力隊のメーリングリスト。みんなこの時期同じようなことを感じていて、四苦八苦しながらも日々を生きているわけで。
今できることをただやっていこう。かな。

 コスタリカ同期のふみちゃんが2台もっていたカメラを貸してくれました。久し振りに写真をとりました。
雨のない午前。バスの窓から私の暮らすサンイシドロのセントロの様子。赤い車はすべてタクシー。
トヨタにスズキ・・・
本当に日本車が多いのです。


最後に、かわいい贈り物。







思わずにっこりしてしまうでしょう。




かわいい作品の作り手さん、

この方。巡回先のグループホームの方です。
私が訪問したらいつもbeso(ベソ:キッス)で迎えてくれて、ひとしきり話をします。

Luz 光って意味。
私はルスと話す時間が大好きです。

いつも同じところに腰かけて縫物してるルス。
私の心の停留所。
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2008年9月3日水曜日

Pelicula

Pelicula(ペリクラ):映画

もう壊れてしまうんじゃない、崩れ落ちてしまうんじゃない。心の叫びのような歌を聴いたのは、どれだけ前のことか。
自分のすべてをここまでも人にさらけ出せるのかあ。衝撃を受けた。
Cocco。同い年。
活動休止中にはゴミゼロ大作戦。(詳しくはDVDで)
ひめゆり、アメラジアン、ジュゴン。。。
自然、命、ふるさとへの思い。平和と愛への祈りがある。

彼女の歌には、テレビの前でも嗚咽して泣き崩れてしまう自分。
3月に待望のコンサートへ行った。
か細い体は空っぽに思えた。
というのも歌でバレエで、演奏で体を通して、すべてが現れて内側と外側の区別がないような印象。
そして私はこの日から、自分の立っている場所で表現することを惜しまないでいくことを彼女に誓った。

そのCoccoのドキュメンタリー映画が12月にできる!
「大丈夫であるように  Cocco終わらない旅」(是枝監督)
職場のブーゲンビリアをみつめながら、Coccoの祈りが花開いていることを思った。

今日は、ステイ先の二人の娘が激しい姉妹げんかをしていた。お互いすごい主張だ。
mojado?(ぬれた) somblilla?(傘) pega?(貼る)
・・・ つかめない。言葉が早すぎて何が原因なのか分からなかった。
だけど、二人の怒りを尻目にほほえましくてしょうがなかった。
主張し合えるっていい。

そう。表現することを惜しまないでいこう。

愛してる!
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2008年9月1日月曜日

Feliz cumpreanos!

Feliz cumpleanos(フェリス クンプレアニョス):誕生日おめでとう

夏の終わり、 また一つ大きくなった。去年、おととしは、職場のゆかいな仲間たちにお祝いしてもらった。幸せだった。


そして、2008。
料理好きのベロがqueque(ケケ):ケーキをつくってくれた。


私のリクエストに答えて、、、

         チョコケーキ。    特大。

そして私はお好み焼きとお味噌汁をつくった。
駒ヶ根訓練のとき受けたOB隊員からのアドバイス。
「お好み焼きはコスタリカ人にもうける。鰹節と青のりをもっていくように!」
パンパンのトランクに押し詰めて、日本から持っていていた鰹節がようやく活躍。
のりや鰹節になじみなく、香りがダメというコスタリカ人もいるが家では好評。

ベロは、

袋を抱えて食べていた。




誕生日の日は、職場のコンセホの療育クラスが催したバザーで知り合った家族のうちに招待された。
我が家からバスで一時間。バス停から歩いて1時間だった。緑の中に、一本道がひたすら続いてた。

瓦礫のみちを歩くので靴は汚れる。
家に入る時は靴をぬぐのとAna。(写真:私の左となり)
すごく親しみ持てるお家だあ。

決して広くはないおうち。
玄関をはいるとみんなが集う広間にはとびっきりの笑顔が待ってた。


ギターにマリンバ。おじいちゃんが演奏してくれた。
マリンバはおじいちゃんのお父さんが作ったそう。


次は私たちの番。

Natalyと私の合奏。
若干5歳、おしゃべりは流ちょう、愛嬌たっぷりのNataly。
聡明さがまさに天使ちゃんでした。

しかし、私の職場のコンセホ。
彼女が2時間くらいかけてやってくる機能訓練のサービスはなくなるというような話を耳にしているのだ。
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Tres leches

先輩隊員に連れられて、サンイシドロ市の小・中・高校の芸術コンクールに出かけました。
小学校の音楽先生とつながりある先輩隊員(1年6か月の滞在の彼女。町をあるけばみんな彼女の名を呼ぶような有名人)。今後彼女と一緒に小学校の音楽クラブの指導のアシスタントに入る見込みで、見学も兼ねて。


楽器は、ジャイカの「世界の笑顔のために」プログラムにより日本各地の団体・個人から寄付されたものです。
ピアニカ、アコーディオン、リコーダーなど。
※「世界の笑顔のために」プロジェクト本年度第二回は10月から物品を募集しているので、
関心ある方は、ご協力お願いします。http://www.jica.go.jp/partner/smile/

ラテン系コスタリカ人、音楽感性は幼い頃から優れてるなと感心していたのですが。
コンクールとなると、四拍子に合わせようと、微妙なずれ具合でリズムをうつ太鼓。息の入りきらないリコーダー。
持ち味のリズム感、躍動感は姿を消していました。
自由な思想で、それぞれが表現する文化に生きているので、互いの音をききあって、ハーモニーをつくるという経験はあまりないのかなと思ったとこで、今後ラテン系を生かしたハーモニーづくりのお手伝いぜひしたいと思ったとこでした。
コンクールは、合奏、合唱部門のほかに、絵画、お面部門、凧部門

ダンス部門(コスタリカ伝統、モダン、サルサ)
そして、漫画部門。MANGAは熱い人気です。こちらもマンガオタクが増加中らしいです。
彼もそのひとり。市の代表で、次は県大会に出場。好きなマンガは、ナルト。

会場で、双子の高校生男子と仲良しに。グアテマラで何やらすごくおいしい日本のケーキをたべたとか。
意味不明。日本人がつくったのか、日本料理店がケーキをおいていたのか、、、
話題はduluce(甘いもの)に。
「tres lechesって知ってる?」 「知らない。」
「tres:3つの  leches:ミルクをつかってるの。その上に生クリームがのっているんだ」
「すごーーく甘そう・・・」「akemiに食べさせてあげたいな」「そんなおいしいの。tres lechesね。」書きとめる私。
しばらくして、双子の一人がやってきて、ハイと私に手渡した。これは!
「tres leches だよ。」ひんやり冷たいパックを手に、優しさに心ほんわか。
           こっくりあまーいミルク味。男子のどっきりサプライズ、tres lechesは思い出の味となりました。
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